その3:2024年、スマパチの見通しは明るい!?スマート遊技機開発四方山噺

コラム

日工組・日電協で、今年はスマスロ・スマパチユニットの100万台販売すると。

設備業者にも、100万台作れと言うことで、部品メーカーも作ってますよね。

はい。

ところが、現在は100万台どころか40万台にも届いてないという状態で、在庫を抱えて大変だと聞いています。

これぐらいは売りたいなというような。

そうそう。

現実的には、スマパチが5万台強しか売れてませんから、ユニットがそれぐらいしか導入されていない。

それが直接的な原因にも繋がってますし。あと、保通協の試験がなかなか通ってない。

そうですね。

ここも、あるんでしょうけど。

ただ、来年は大手メーカーさんはスマスロ前提で機械を作っている。スロットNO.1と言われてるメーカーさん、来年は6.5号機の開発はもうしないと言うことです。

一気にスマスロ化が進んでいきますので、そう言う意味で6.5号機自体は、来年中ぐらいまでで新台はもう終わってしまうだろうなという感じです。あるメーカーさんが大量獲得枚数の台を作ろう、だとかいろいろ噂は出てますけどね。

行き過ぎた射幸心さえ刺激し過ぎなければ、スロットは右肩上がりになります。実際ホールさんは、スロットが良くなったらまたスロットに入れ替えようとか、増台しようとか、そういう判断されるお店も多いですし、新店舗でもPとSの比率が5号機の時代の比率まで戻ってきていますよね。

はい。

これは、よく言われるんですけど、スロットが良いと何でパチンコがダメになるの?と。

この業界、僕が知ってる限り両方良かったのっていうのは、ごくごく短時間の3号機の時代と、それから4号機の時代。

じゃあ、パチンコとスロットが両方良くなることあるんですか?と言われたら、前みたいに良くなることは基本的にないと思います。

理由の1つは、パチンコ人口の世代交代がまったくできてないと言うこと。若い人もいます、いますけど、以前に比べると20代30代ぐらいの人たちの客数は減っています。

難しいなと思ったのは、パチンコが一番良かったと言われている、全国平均でアウト3万発以上だった時代の玉単価はいくらですか?といったら、レートにもよりますが、1円ちょっとなんですね。

今は甘デジでも玉単価1円以上で、下手すると2円の機械もある。ここが一番のネックかなと思っていますし、2024年の機械予算的には、相当圧縮かけられるホールさんは多いと思います。

つまり、お付き合いを基本的にしません中古で買いますっていうホールさんが増えてますよね。

しかし今後はスマスロもさらに導入されるでしょうし、僕は早ければ来年の5月頃、スマスロが半分近く占めないとダメだと思っています。

ところが、現実的には追いついてない。と言う事はこれは半年ぐらいズレそうだなと。

ですので来年(2024年)の年末くらいには50%超えを狙っていく形に変えていくしかないなと思っています。今年の春先にもホールさんにはこの話をしましたが。

シェア率をいかに段階的に上げていくかと言うことを準備していますが、夏以降のスマスロが厳しい機種が多くてなかなか進みませんでした。

スマスロ北斗の拳。実は、先ほどお話しした(前記事参照)TY、MY数値にハマるんです。その後出てきた機械のTYはほぼ400枚ちょっと、MYが、2700~2800。11月に鳴り物入りで導入された機械も、厳しいだろうと思っていました。(先述のスペックに)ハマらないんです。スペックもバランスも純増も低い。

そうすると厳しいですねと。機械見なくても数字見てるだけである程度判断できてしまいます。

なるほど、なるほど。

来年はスマスロ元年からさらに進化させて、増やしていきたい。

メーカーも6.5号機前提じゃなくてスマスロとして対応していく。

しかし中身を全部やり替えようとすると、保通協の検査まで入れるとやっぱり8ヶ月~9ヶ月かかりますから。

はい。

そういう意味でも来年出てくる機械っていうのは、開発期間も十分ありましたのである程度期待できるでしょう。

メーカーさんによってかなりブレ幅が激しかったので、悪かったところはやっぱり修正するでしょうし、良かったところはさらにバージョンアップを狙ってくるでしょうし、そういう意味でもスロットはある程度いけるのじゃないかなと読んでますが、では北斗の様にボックスで使える機械がどれだけ出るかというと。

今聞いているラインナップの中では、危険臭がする台が多くて。そこそこ使えそうかなって台と、大型版権だけどヤバくないか?これ、みたいな機種と。

Pに関しては、大型版権のスマパチがないです。

来年の春出てくるSammyさんのスマパチ。ここ辺りで流れを変えてくれるといいかなとは思っていますけどね。サンセイさんは、なんかまたP機に替えるみたいな感じですね。

そうですね。

三洋さんも海スマパチで少しコケちゃいましたけど。

でも、何が悪かったかが分かれば。Cタイムの使い方が厳しかったということはありますが、普通に60%か65%のループタイプを作ってしまえば、それでおしまいなんじゃない?と。Cタイムいらないんじゃないの?と。逆にまた遊タイムつけるというのもありなんじゃないかなと思いますし。

あと、1個賞球で初当たり1/349の機械を作っても厳しい。三洋さんは今回2個賞球、僕は2個賞球悪くないと思います。保通協申請にしても、昔はベース30以上じゃないとダメだった。今は、かなりびっくりするぐらい低いベースで保通申請しています。

3個でもいいし、2個でもいいのですが、1個賞球だと1/349に対しての総量出玉が低過ぎると感じます。

要は、吸い込みだけがキツく、出るときが(今と)変わらないと。であれば1/319でいいじゃんと、そう思われている。

KYORAKUさんは、直前に349から319にスペックダウンしたものに替えて、それが当たったわけですよね。

作り込みも良かったというのはありますけど、この理屈からいくと、リゼロ2が当たっている理由が、僕はまったく分からなくて。

そうですね。確かに。

まだ判断するのは時期尚早かもしれませんが、ちょっとびっくりしました。

ただ、2024年に関してはスマパチもヒット機種が出てくる可能性は非常に高いと思います。

ただし、今のままだとまだ厳しい。業界団体が警察庁と折衝してるとも聞いていますし、緩和の方向に向かってるのは間違いない。

業界全体で考えていると言うことは間違いなくて、あとはもう総量出玉がどうなるか、と言う問題になります。

僕は来年の7月以降は、ミドル機は今よりかなりバージョンアップしたものが出てくる可能性が非常に高いと思います。ハイミドルがだいぶ復権していくんじゃないかなと。

1つのタイミングが7月、と言うふうに各メーカーも決めてるみたいです。

映像協力|株式会社チャンスメイト
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